ゲームレビュー(5)

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[222] COLUMNS(SEGA)
癒し系パズル ★★★★ (2003/11/15)
同じ色の宝石を3つ以上並べて消していく落ちものパズル。
このゲームは、なんと言うか全体的なセンスが光っていました。

プレイヤーが操作するブロックが宝石で構成されている部分や、
BGM,効果音等、せわしないゲーム内容の割に落ち付いた雰囲気を
持つような印象を持っています。

ゲームとしては、基本的に上から消していく感じなので、一度宝石
が上まで積んでしまうとなかなか復旧できずにゲームオーバーと
なってしまいます。

極めれば、連鎖も計画的に出来るのでしょうが、私はそこまでは
辿り付けませんでした。

COLUMNS II -THE VOYAGE THROUGH TIME-
[MD] COLUMNS
STACK COLUMNS

[160] COLUMNS II -THE VOYAGE THROUGH TIME-(SEGA)
宝石からブロックに格下げ ★★★ (2002/12/16)
3つ一組の宝石を落とし、縦横斜めにつなげて消すパズルゲーム。
このゲームでは、メガドライブ版COLUMNSにあったフラッシュコラムス
モードがあります。画面内にある全ての点滅するブロックを消す必要
があったり、ドクロブロック(説明書を見ないので、このブロックの
影響がいまだにわかりません)があったりとで難しくなっています。
ブロックの種類も増えたのは良いのですが、個人的には宝石の方が
良かったと思います。

COLUMNS

[145] [MD] 魂斗羅 -ザ・ハードコア-(KONAMI)
開発者の暴走? ★★★★ (2002/11/28)
武器を持ち替えつつ敵を撃破する横スクロールアクション
このゲームは、敵を破壊した時の派手な爆発や、奇想天外な敵の攻撃
が特徴的です。
特に敵については、星座をモチーフにしたものや、走るロボット等、
アイデアがテンコ盛りとなっています。この辺りは、別メーカーの
アクションゲーム「GUNSTAR HEROES」にも通じるところがあるのです
が、このゲームではプレイヤー側は至ってまじめな攻撃をする事も
あって、おちゃらけ度は高いです。
所々に居るボス敵は、当たり判定がわかりづらいものが多く、複雑
な攻撃ともあいまって、すぐやられてしまいます。しかし、一通り
敵の攻撃を覚えると、安全パターンが見えてくる(気がする)ので、
回数を重ねる毎に上手くなっていくのがわかります。
先の展開見たさにムキになってコンティニューする、そんな一品です。

[MD] GUNSTAR HEROES

[51] CIRCUS(Exidy ?)
サーカス員の過酷な練習風景? ★★★★ (2002/09/19)
シーソーを使って、画面上にある風船を割っていくアクションゲーム。
ブロック崩しのようにパドルでシーソーを操るのですが、人間が
ジャンプしているだけあって、放物線を描いてジャンプする部分が
特徴的です。
2人の人間が交互にジャンプしていくとだんだんと速くなっていき、
最後にはシーソーに乗れても死ぬだろうとつっこみたくなる位に
殺人的な速さでジャンプするようになります。
私はこのゲーム名を「ピエロのアクロバット風船割り」と覚えていた
のですが記憶違いだったのでしょうか?

[270] PSYVARIAR -MEDIUM UNIT-(SUCCESS)
カスりか死か ★★★★ (2005/01/23)
自機に敵弾をかすらせる事でパワーアップするシューティング。

このゲームの特徴は、敵弾を自機にカスらせるシステムに特化して
いる部分でしょう。

このカスりの行為が得点に繋がるだけでなく、自機のレベルアップ
にも絡んでいるので、いかに死なない程度に多くの敵弾をカスらせる
かが重要になります。

始めはなかなか敵弾に踏みきれずにほとんどレベルアップできずに
終わるのですが、敵の攻撃パターンが分かるにつれ、レベルアップ
のコツが分かってきて面白くなってきます。ただし、今度は自ら敵弾
に突っ込んでしまうミスが増えますが。

システム上の必然性もあって全体的に敵弾が多いので、プレイヤー
を限定する向きもありますが、ちょっと慣れると傍から見て上手そう
なプレイを楽しむことが出来ます。

PSYVARIAR REVISION
PSYVARIAR 2

[289] PSYVARIAR 2(SUCCESS)
回り放題 ★★★ (2006/02/19)
自機に敵弾をかすらせる事でパワーアップするシューティング。

シリーズも3作目となった本作ですが、ゲームデザイナーが変わった
のか自機が戦闘機でなくモビルスーツになっています。
本作では、一旦自機が回り始めると動き続ける限り回り続ける事
もあって、前作と比較にならないくらいの回りっぷりになります。

前作よりも、レベルアップの無敵時間に連続レベルアップする所
に重点が置かれています。このため、派手にレベルアップが展開
される反面、シリーズのコンセプトである「敵弾をカスらせる」
事と少し外れた印象があり、大味になったような気がします。

その他、本作で印象に残っているのはBGMです。特にクレジット
のと一面の曲はピアノのフレーズが耳に残る良い曲だと思います。

思った程稼動期間は長くなかった本作ですが、大音量でプレイ
したい一品です。

PSYVARIAR -MEDIUM UNIT-
PSYVARIAR REVISION

[285] PSYVARIAR REVISION(SUCCESS)
弾幕は力の源 ★★★★★ (2005/11/20)
自機に敵弾をかすらせる事でパワーアップするシューティング。

本作は、ぱっと見た目は前作と大きく変わらないものの、同じ敵弾に
何度でもカスらせる事が出来たり、敵弾を「消さない」ボムを出せ
たりと、このシリーズの特徴である「敵弾をかすらせる」行為を強調
した感じに仕上っています。

一定以上カスる事で自機がレベルアップして行きます。この間は
少しだけ無敵時間があるので、この間に敵弾の密集地に突っ込んで
以下に効率良く連続レベルアップできるかが、先の面に進めるか
どうかの分岐点となります。

あまりレベルが上げられないと、早い面で最終ボスが出てゲーム
エンドになることもあって、前作で最後まで行けなかった私でも
(レベルは低かったけど)クリアすることができました。

シリーズの中では一番完成度が高いと思われるこの作品、稼動して
いる筐体があればプレイしたい一品です。

PSYVARIAR -MEDIUM UNIT-
PSYVARIAR 2

[125] PSYCHO SOLDIER(SNK)
歌うアクション ★★★ (2002/11/07)
剣で戦う横スクロールアクション
このゲームは、なんと言っても歌うBGMが特徴的でした。音質はかなり
低いながら、プレイ中に1コーラス(フルコーラスかも)歌い上げる
部分は、ゲーム内容よりもインパクトがありました。
おかげで肝心のゲーム内容をあまり覚えていないのですが、岩を
壊すと出てくるアイテムでパワーアップしていったように思います。
今度続編が出るとしたら、歌単体でCDができるくらい目一杯歌い上げて
もらいたいものです。

[196] CYBATTLER(JALECO)
戦艦に剣で挑む熱血漢 ★★★ (2003/02/15)
ロボットを操り敵を撃破する縦スクロールアクションシューティング
プレイヤーはレバーを向けた8方向に攻撃が出来ます。方向固定用の
ボタンがあり、このボタンを押している間は攻撃方向が固定される
部分が特徴的です。
通常攻撃としてミサイルによる遠隔攻撃と、剣による接近攻撃があります。

しかしこのゲーム、コンセプトもグラフィックもかなり良いのに、
なぜかあまり日の目を見ることがなく消えて行ったように思います。
私も2,3回しかプレイしていないので、大層なことは言えませんが、
方向固定や接近攻撃のメリットを感じる場面が少なく、翻弄される
感覚がまずかったのではないかと思います。

バランス調整すれば大化けする可能性も高いだけに、惜しい一品です。

[88] SYVALION(TAITO)
トラックボールに想いを込めて ★★★★ (2002/10/07)
トラックボールでドラゴンを操り敵を撃破するアクションゲーム。
このゲームは、プレイする度に面の構成が変わる珍しい仕様でした。
また、プレイの内容により,ストーリー展開が変わる部分も特徴的
です。
このゲームではドラゴンらしく炎で攻撃するのですが、炎の威力を
回復させる手段が「ドラゴンの移動」となっているため、敵に囲ま
れてあまり動けない時は貧弱な攻撃しか出来ない場合もあります。
トラックボールで移動させるためか、自分で操っているという感覚
が強く、その分思い入れも深い一品です。

[288] [WSC] XI Little(SCE/BANDAI)
XI転がし ★★★★ (2006/01/29)
ダイスの目を合わせて消していくアクションパズルゲーム。

このゲームの特徴といえば、やはりダイスの特性をゲームに活かして
いる部分でしょうか。

画面上で続々を出現するダイスを動かして、同じ目のダイスを縦横に
並べて延々と消していく「TRIAL」と2人対戦の「BATTLE」,下から
流れてくるダイスの目に合わせる「DANCE」,および「TRIAL」の
ルールで詰めパズルを行う「PUZZLE」の4種類があります。

この中で、個人的に一番やり込んだのが「PUZZLE」でした。
数手〜十数手で解ける問題が合計100問あり、当時結構やり込んで
ようやく100面クリアまでこじつけました。

それ以来ほとんどプレイする事がなかったのですが、このレビュー
を書く段階になって、+1000面!のランダム面の存在を知りました。

しばらくお蔵入りになっていた WonderSwan Colorですが、また
ちょくちょくプレイして行こうかと思う次第です。

[168] [MD] The Super 忍(SEGA)
ヒーローもどきも多数参加 ★★★★★ (2002/12/26)
プレイヤーである忍者を操り敵を倒す任意横スクロールアクション。
私の苦手とするジャンプアクションを主体としたアクションゲーム
ながら操作性も良く、また予想のつかない面の展開見たさもあって
クリアまでやりこみました。
このゲームでは、著名な映画のヒーローに似た敵キャラが登場する
事でも有名で、このうちいくつかは発売後映画会社のクレームに合い
キャラクタを一部変更したニューバージョンが発売されています。
私は当時初期バージョンを持っていたのですが、なぜか手放して
しまっていました。持っていたらプレミアがついていたかも...。

[MD] The Super 忍 II

[169] [MD] The Super 忍 II(SEGA)
ジャンプを磨け ★★★★ (2002/12/27)
プレイヤーである忍者を操り敵を倒す任意横スクロールアクション。
前作の操作方法は引き継がれているので、前作をやった人にはさほど
違和感無くプレイできると思います。
今回は、馬やボート等の乗物に乗るステージがあったり、縦方向の
強制スクロール面があったりで、一層ジャンプのテクニックが必要
となります。
ただ、やりこむ毎に学習する要素(アイテムの位置も含めて)が多く、
はじめは全く進めなかった面もそれなりに進めるようになります。
まだ半分くらいしかクリアしていませんが、いつか暇を見つけて
エンディングを見てみたいものです。

[MD] The Super 忍

[192] SASUKE VS COMMANDER(SNK)
将軍のために走れ!打て! ★★★ (2003/02/01)
忍者同士の戦いを表した固定縦画面シューティングゲーム。
当時としては珍しい、背景に力の入った一品です。
このゲームでは、ザコ敵シーンとボス敵シーンに大きく分かれます。

ザコ敵シーンでは画面上から手裏剣を投げながら飛んでくるザコ忍者
にひたすら手裏剣で応戦します。丁度 Galaxianの飛来する部分と
同じような感じといった方がわかりやすいでしょうか。
個々の忍者を倒すと、なんとその忍者の亡骸が落ちてきます。これに
当たってもアウトになります。今思うと、GRADIUSで有名になった
「打ち返し弾」の元祖ではないかと思います。

面の最後にはボス忍者が現れ、一対一の戦いになります。ボス敵だけ
あって、空中を走ったり(?)忍術で攻撃したりします。

私自身は数回しかプレイした事がないのですが、走ったり転んだり
するプレイヤーの挙動が面白く、よく意味もなく左右に走り回って
いたように思います。

[193] [MD] The Story of Thor -光を継ぐ者-(SEGA)
イマジネーションが大事 ★★★★★ (2003/02/02)
4種類の精霊を操りながら旅をするアクションRPG
このゲームは、メガドライブと思えない位の生き生きとした動きの
キャラクタ達が特徴的な一品です。

また、このゲームの肝となっている精霊召還も、他のゲームと一線を
画すものとなっています。精霊には、水,炎,影,緑の4種類がいて
それぞれ水,火,光,草にスピリットボールを当てると召還ができる
のですが、これが思ったより広い解釈で召還できる所が秀逸です。

例えば炎の精霊ならば、背景にあるたいまつはもちろんの事、爆弾
が爆発したときに一瞬上がる炎にスピリットボールを当てても召還
できるといった具合です。

この他に説明書にも書いていましたが、波打ち際で攻撃してくる魚
を地上に誘導しそのまま放置すると、自滅して食料の魚になるという
ように、いちいち「こうすればこうなるだろう」といった事が実現
できます。こういう所で新しい発見をすると、思わず嬉しくなって
しまいます。

アクションゲームとしては難易度も低めなので、オススメです。

[279] THE HOUSE OF THE DEAD(SEGA)
お前らの血は何色だ? ★★★★ (2005/07/18)
ゾンビたちを銃で倒して行くガンシューティングゲーム。

このゲームは、相手がゾンビだけに(?)ほとんどの敵は1回当たった位
では倒れない部分が特徴的で、特にデモ画面で 腹に風穴が空いても
なお近づいてくるゾンビが印象に残っています。

また、今でこそ緑が定番になっているゾンビの血(体液?)の色ですが、
この時期はまだ模索中だったのか、ゲームの設定によってこの色が
変更できたようです。私が確認した色だけでも、赤,青,緑の3種類
でした。他にもあったのでしょうか?

あともう一つ定番となっている弾丸の補充(リロード)方法ですが、
画面外に向けて空撃ちするという操作もこのゲームが初めて...だった
ように思います(ちょっと自信がない)。

ガンシューティングとしては、少々難し目ですが、独特の雰囲気も
手伝って 記憶に残るゲームの一つになっています。

[107] [MD] 鮫! 鮫! 鮫!(TOAPLAN)
EASYのラピッドONで憂さ晴らし ★★★★ (2002/10/20)
3種類の攻撃を使う縦スクロールシューティング。
このゲームのパワーアップは、3つ取ってやっと1段階パワーアップ
するという忍耐のパワーアップとなっています。
しかし、最強段階まで頑張れば、現在のゲームにも引けを取らない
ほど美しく、そして頼もしくなります。この状態では、ザコ敵は瞬殺
状態になるのですが、油断してやられると一気にジリ貧状態になり
ます。
その他、面をクリアする毎に滑走路に降り立つのですが、その際に
さまざまな演出をする豆粒ほどの兵士が良い味を出しています。

[113] 沙羅曼蛇 -SALAMANDER-(KONAMI)
縦と横どちらがお好き? ★★★ (2002/10/27)
パワーアップアイテム方式の縦横交互スクロールシューティング。
このゲームでは、横方向と縦方向のシューティング面が交互に登場
する、珍しいゲームでした。
このことも充分特徴的なのですが、それ以上に特徴的なのが、地形
がダイナミックに変化する点です。特に、炎の面のプロミネンスは
このゲームを象徴する位、印象的な場面となっています。
ゲームの方ですが、特に横方向の面では覚えておかないと(地形に)
やられる場面が多く、ある程度の覚えこみが必要となります。
縦方向面は、個人的には蛇足だと思うのですが...。
全体的には、あたりはずれこそあれ、それまでのゲームになかった
さまざまな試み(BGMの本格的なステレオ化もそうかも)を行っていた
良作だと思います。

[136] [MCD] サンダーストームFX(WOLF TEAM/日本テレネット)
映像シューティング ★★★ (2002/11/18)
レーザーディスクゲームのヘリコプターシューティング移植版
このゲームは、MEGA-CDらしく(?)映像がメインとなっています。
基本的には、障害物にぶつからないように方向キーで避けたり、敵機
にカーソルを合わせて撃墜をします。
元がレーザーディスクだけに綺麗な映像でゲームを行う事が出来ます。
説明書にもあるバイノーラル収録(人の顔を模したマイクで録音する
事で立体的に聞こえる)による3D効果音も場面を盛り上げます。
面のパターンは決まっているので、展開を覚えれば一定のパターンで
プレイできるはずですが、悲しいかなパッド操作が一定しないので、
すぐ撃墜されてしまいます。

[157] THUNDER DRAGON 2(NMK)
文字撃ちに燃える ★★★★ (2002/12/13)
パワーアップ型縦スクロールシューティング。
このゲームは 1P側がワイドタイプ,2P側が前方集中タイプとタイプ
が分かれている数少ないゲームです。
しかし、この事より特徴的なのが、ゲーム開始時の表示文字列が攻撃
出来る部分でしょう。しかも全滅させるとボムのおまけ付きです。
ゲームの方は、敵弾が少し速めではありますが、弾密度は少なめで
プレイしやすい方だと思います。
主に出て来る敵弾は青白く点滅しながら来るので、別の点滅しない
敵弾とペアで来るといつのまにかやられる事もあります。
攻撃のテンポが良い良作です。

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