Paper Calc (for HSP 3.1)

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関連リンク Paper Calc 製作過程 (P6)ワイアノ

画面 更新日:2008/02/10
作成日:2007/08/12

 四則計算ができる8桁表示の超薄電卓です。薄すぎて、ボタンを押した時に紙のように凹んでしまいます。
 どこか奇妙で、それでいてどこか癒される挙動をお楽しみ下さい。

 HSPプログラムコンテスト2007のHSPTV部門 No.103にエントリー中。
└ 2007/11/15:一次審査を通過しました。
└ 2007/12/01:(株)秀和システム 賞を受賞しました。
└ 2008/02/10:賞状,副賞,参加賞が届きました。

 V1.4までの製作過程はこちら

操作方法
 プログラムを開始すると、電卓の画面が表示されます。

 マウスでボタンをクリックするか、キーボードでボタンに対応するキーを押す事で、電卓の操作を行って下さい。

 ボタンを押す事で、電卓としての操作を行うかたわら、押したボタンに対応する個所が一時的に凹みます。この凹みは少し経つと元の状態に戻ります。

キーボード操作
機能キーボード操作
数字 [0]〜[9]キー
小数点 [.]キー
四則演算子 [+], [-], [*](×), [/](÷)キー
[Enter]キー または [=]キー
クリア([C]ボタン) [Esc]キー
入力文字1桁分削除 [Back space]キー


コンフィグ
 実行中、ウィンドウ内でマウスの右ボタンをクリックすると、中央部分に設定画面が表示されます。
画面
 設定画面では、以下の項目が設定可能です。
項目説明設定範囲
表示画面の幅150〜デスクトップサイズ幅
高さ表示画面の高さ150〜デスクトップサイズ高さ
押す強さボタンを押すときの強さ
数が大きいほどよく凹みます。
0〜9
★の数バックを流れる★の表示数0〜99
常に手前に表示非アクティブ時にも前面にウィンドウを表示させるかどうかの設定ON/OFF

 設定後、[OK]ボタンをクリックする事で、設定が反映されます。

ダウンロード

履歴
V1.5 (2007/11/25)
  • 画面の表示サイズ、ボタンを押す強さ、★の数、常に手前に表示 の設定を追加
  • プログラムサイズ制限を解除
V1.4 (2007/10/14)
  • 100円電卓と同様の処理になるよう大幅に計算処理を変更
  • V1.1でオーバーフロー時に小数点が右にはみ出す場合がある点の修正
  • 隠し処理の1つを変更
V1.3 (非公開)
  • 負数の場合にカンマのつき方がおかしい点の修正
  • 「-0.」表示になる点の修正
  • [Esc]入力時に警告音が出てしまう点の修正
  • 入力文字1桁削除機能を追加
  • ボタン配置の一部変更
  • 凹みの動きを調整
  • 容量削減
  • 隠し処理を2つ追加
V1.2 (2007/08/22)
  • オーバーフロー時に9桁表示になる場合がある点の修正
  • V1.1でオーバーフロー時に小数点が右にはみ出す場合がある点の修正
  • 容量削減
V1.1 (2007/08/19)
  • 3桁区切りのカンマ表示を追加
  • 1未満の数で割り算をすると、ゼロ割りの表示になるバグを修正
  • EXE版用にタイトルバー表示を追加
V1.0 (2007/08/12)
  • 初回作成 Ver.(HSPプログラムコンテスト HSPTV部門 No.103にエントリ)

以下、余談
  • このプログラムのネタのきっかけは、HSPのgsquare命令と、いつか見た Windows Vistaの「ひらひらウィンドウ」(正式名称不明。製品版にもあるのか?)のデモでした。
    gsquare 命令を使うと立体っぽい表示ができるから、サイコロか地球儀辺りできるかも と漠然と思っていた所に、このデモの記憶が合わさり、クリックすると形を変えるウィンドウのアイディアとなりました。

  • 背景が寂しくなりそうだったので★をランダムに落とす処理を追加したのですが、色合いの妙もあってか、期せずして紅葉っぽい雰囲気になりました。まあこういうのも気が落ち着いていいかもしれません。

  • V1.4では、少し欲を出して100円電卓の計算処理を細かい部分まで組み込んでみました。プログラムの容量がコンテストの規定に収まらなければコンテスト終了後にEXE版のみで出そうかと思いましたが、奇跡的に容量が収まりました。

  • V1.5では、表示サイズを変更できるようにしてみました。四則演算しか必要のない人なら、Windows標準の電卓の代わりに使えるかも?


くぎりと プログラム ストレトリ