ちび文字PUT mkII

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ちび文字PUT でか文字PUT でか文字PUT mkII

画面 更新日:2012/06/23
作成日:2006/02/12

 このプログラムは、mkIIのSCREEN 3で 4x8ドットの小さい文字表示を行うためのツールです。

 PRINT文と同じような感覚で ちび文字表示を行える事と、擬似的に32文字x25行表示ができることが特徴です。

使用方法
 RUNすると、デモが始まります。(後述)。

 少し使って飽きてきたら、STOPキーでプログラムを止めて見ましょう。デモが始まった時点で、ちび文字PUT用の命令「CONSOLE@」「LOCATE@」「PRINT@」が使用できるようになっています。

 CONSOLE@ 命令は、以下の書式でスクロール範囲を指定します。
CONSOLE@ 開始行, 範囲行数

開始行は 0〜24, 範囲行数は 1〜25 の範囲で指定して下さい。
CONSOLE@ 0,25で画面全体がスクロール範囲になります。
この範囲を下に超える位置にPRINT@で描画するタイミングで、CONSOLE@範囲をスクロールします。

 LOCATE@ 命令は、以下の書式でPRINT@による文字表示の開始位置を指定します。
LOCATE@ X座標, Y座標

X座標は 0〜31, Y座標は 0〜24 の範囲で指定して下さい。

 PRINT@ 命令は、以下の書式で表示を行います。
PRINT@ 文字列
PRINT@ 文字列 ;

指定された文字列を、LOCATE@で指定した位置に表示します。
PRINT@処理後は改行しますが、最後に「;」を入れる事で改行を抑止します。
なお、表示先のページが SCREEN 3,4 以外の場合は、表示は行いません。

 この他に、「COLOR」が使用できます。「COLOR」で指定した文字色で、PRINT@による文字表示を行います。
 色番号と表示色の対応は、以下の通りです。
1:橙/赤紫、2:青/青紫、3:赤/赤紫、4:紫/青紫、
5:緑/黄緑、6:水/空、7:黄/橙、8:白/灰

 具体的には、以下のようにすると表示できます。
SCREEN 3,2,2:CLS:LOCATE@ 10,10:PRINT@ "Hello!"
画面

 このように、マシン語をあまり意識せずに ちび文字の表示を行う事が出来ます。

 なお、文字列の表示が画面の右端を超えると次の行に表示し、CONSOLE@ 範囲の最下段を越えたら画面スクロールします。

デモ
 以下3種類のデモを繰り返します。「PUSH SPACE」の表示後にスペースキーを押す事でデモが切り替わります。

デモ1:全キャラクタ表示
画面
デモ2:ランダム表示
画面
デモ3:スクロール範囲限定表示
画面

オフったー(2012年オフネタ+α)
 今回はどんなオフだったかがわかる(?)診断です。8640通りあります。

 ディスクのファイルを開いてエミュをリセットすると、診断が始まります。名前を入れて、[RETURN]を押して下さい。
画面

ダウンロード

以下、余談
  • V1.1で、前からやらねばと思っていた色表示を実装しました。はじめは任意の色の組み合わせにしようと思ってましたが、かえって使いづらそうなので固定の8色に落ち着きました。

  • V1.1試作版の画面を公開したところ、TINY野郎さんから5x8ドット表示の方が良いとの意見が。そんな面d…、と思ったけど、確かに見やすそうだしそこそこやる気もあったので実装してみました。多少表示は遅くなったけど、確かにこのほうが良いかも?

  • このプログラムは、のりさんの某ソフトで使用されているフォントに感化されて作ってみました。多少無理がある文字もありますが、まあまあ読める程度になったかなと思います。

  • 今回、表示位置の指定に既存のLOCATE文が使用できなかったので、DEN_EI さんの「CUBE PUZZLE」にある「LOCATE@」の処理を参考にしてます。

  • このプログラムは、mkIIのROMでのみ動作確認しています。もしかしたら、66やSRのROMだと動作しないかも知れません。動かない場合は ゲストブックに状況を書き込んでいただけると嬉しいです。


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