ストレトリ

Home PC-6001mkII Program etc

動作モード MODE:1(N60-BASIC 16KB) FILES:0 PAGES:1
関連リンク Making「ストレトリ」
(HSP)ストレトリ (JS)ストレトリ

画面 更新日:2007/03/03
作成日:2007/02/13

 画面上の8x8のマスにある数字を全て取って行くパズルゲームです。

 HSP版(9面構成)はこちら
 P6版の製作過程はこちら

2007/03/03:解答集を追加。

遊び方
 画面上の8x8のマスにある数字を全て取って行くパズルゲームです。

 画面上の数字は、縦または横に3つ以上一直線に並んでおり、かつ各数字が連続数の組合せになっている場合のみ取ることが出来ます。
 例えば、横に「124365」と並んでいる場合は「1243」「124365」「243」「24365」「4365」の5通りの取り方があります。

 画面上の数字を全て取り終えるとクリアで、次の面に移ります。全15面を解き進んで行ってください。

タイトル画面
 RUNすると、まずタイトル画面が表示されます。

画面

 カーソルキーの上下でメニューを選択し、スペースキーで決定して下さい。

パズルモード
 タイトル画面で「ゲーム スタート」を選択すると、まず面選択画面に移ります。

画面

 カーソルキーの左右で面(MAZE 1〜15)を選択し、スペースキーで決定して下さい。[Q]でタイトル画面に戻ります。

画面

 メイン画面では、以下の操作が可能です。
機能操作備考
カーソル移動カーソルキー 
決定[SPACE]開始カーソルの決定または、開始カーソル - 終了カーソル間の数字を取ります。
アンドゥ[DEL]終了カーソル移動時は開始カーソルの移動に戻り、それ以外は押す毎に一手分手順を戻します。
やり直し[RETURN]画面を面の開始時に戻します。
色の変更[0]〜[9]カーソル位置のキャラクタに、数字キーに対応した色がつきます。
反転ON/OFF[TAB]どこからも取れない、手詰まり状態にあるコマを反転表示するかどうかの切り替えを行います。面のスタート時はOFFです。
戻る[Q]面選択画面に戻ります。

コンストラクション
 タイトル画面から「コンストラクション」を選択すると、この画面になります。

画面

 コンストラクション画面では、以下の操作が可能です。
機能操作備考
カーソル移動カーソルキー 
数字の変更[0]〜[9]数字キーに対応した数字がカーソル位置に置かれます
空白に戻す[SPACE]カーソル位置のキャラクタが空白に戻ります
色の変更[SHIFT]+[1]〜[SHIFT+][8]カーソル位置のキャラクタに、数字キーに対応した色がつきます。
テスト[T]現在の画面構成でパズルを解くテスト画面に移ります。
画面クリア[C]編集中の画面を初期状態(全て空白)に戻します。
戻る[Q]タイトル画面に戻ります。

 テスト画面では、作成中の面をパズルモードと同等の操作を行う事ができます。面をクリアするか、もしくは[Q]キーで、コンストラクション画面に戻ります。

画面


解き方の例
 以下のサンプルの面を使用して、具体的なパズルの解き方を説明します。

画面

 基本の解き方は、大きく以下の3つのパターンがあります。
  1. 角から攻める
  2. 端を攻める
  3. 3つ未満だと取れないルールを利用する
 これらの基本を使用して、実際に面を解いて行きます。

(1) 角から攻める
 角にある数字は、必ず開始位置かもしくは終了位置になる事もあり、まず始めに角の数字から取れるパターンがあるかを確認します。
 初期状態では角に当たる数字が4つあるので、それぞれの角の数字から取れるパターンを確かめます。

画面 画面 画面 画面

 それぞれ、黄色が開始位置(角の数字)、青が取る事が確定した数字、水色がその他取れる数字の候補となります。4つの角の中では左上角の「7」のみ取れる数字が確定している部分があるので、左上角に注目して進めて行きます。

 左上角の「7」からは少なくとも右に「56」のパターンで取れる事がわかりますが、まだ「7568」,「75684」と取る可能性もあるため、今の時点では実際に取らずに色をつけたままにしておきます。

 さて、少なくとも左上の「7」からは右方向にのみ取れる事がわかった時点で、もう一つ「角」の数字が出てきます。左端上から2番目の「7」がそれに当たります。

画面

 この「7」を開始位置として右方向と下方向を探ると、下方向に取れるパターンはなく、右方向は「765」の1パターンしかない事が分かります。という事で、「765」の数字を取ってしまいます。

画面 →  画面


(2) 端を攻める
 一通り角の数字を調べた後は、端の数字に注目します。端の数字は必ずしも開始位置にはなりませんが、縦/横方向のどちらかが限定されやすい位置にあります。

 例えば、左端上から4番目の「7」は、横方向を見ると取れるパターンがない事が分かります。このため、「7」を含む縦方向で取る事になります。「7」を含む縦方向は既に取れるパターンが1パターンのため、「675」のパターンも取ってしまいます。

画面 →  画面

 同様の考え方で、左から2番目で上から4番目の「4」,左から3番目で上から4番目の「5」も縦方向に取る事ができます。

画面


(3) 3つ未満だと取れないルールを利用する
 「ストレトリ」のルールでは、3つ以上の単位で取る事となっていますが、裏を返すと2つや1つでは数字が取れない事を表します。
 当たり前だと思うかも知れませんが、このルールにより下図の緑部分は「横方向には取れない」事がわかります。という事で、緑部分で縦方向に取るパターンを調べます。

画面

 右下角からのパターンを再度調べると、上方向の「56」は取る事が確定しており、その上の「3」は取れる数字の候補となっています。
 ここで仮に、「456」のパターンで取ると、残った「3」からは縦方向にも横方向にも取れなくなります。このため、「4563」と取る事が正解になります。

画面

 下端の「7」についても同様に調べると、今度は「7456」「74568」の2パターンがあります。
 ここで仮に、「74568」のパターンで取ると、右上角の「4」が孤立する事になるため、ここでは「7456」のパターンが正解となります。

画面

 ここまで来たら、最後に残った5つの数字を取って面クリアとなります。

画面

 他にもある程度の応用がありますが、基本はこのパターンの繰り返しで面を解く事ができるはずです。

ダウンロード

以下、余談
  • このP6版の作成開始から実に約4ヶ月半かかりましたが、ようやく完成しました。自分が飽きる前になんとか作り終えてほっとしています。

  • いっその事、全面新作でも良かったかなと少しは思いましたが、それはまた後日にて...。


フルーツ ミラージュ PC-6001mkII つめむぎゅ!