時取虫 スクリーンセーバー(for HSP 3.1)

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画面 更新日:2009/04/06
作成日:2005/11/05

 回転,伸縮する日時表示を眺める鑑賞プログラムです。尺取虫を思わせる動きを特徴としてます。

 HSPプログラムコンテスト2005投稿版を元に、本来の姿であるスクリーンセーバーを作成しました。

V1.6:Vistaで動作時のバグFIX

使用方法
 以下の3つのファイルを適当なフォルダにコピーし「TokiScr.scr」ファイルを右クリックして[インストール]を選択して下さい。
  • TokiScr.scr
  • TokiConf.exe
  • hspext.dll
 なお、右クリックメニューで[インストール]が出ないOSの場合(Win98等)は、上記ファイルをWindowsディレクトリまたは Systemディレクトリにコピーして、Windowsの画面のプロパティの[スクリーンセーバー]のリストから[TokiScr]を選択して下さい。

 スクリーンセーバーが実行されると、日付と時刻の文字列が回転,伸縮しながら縦横無尽に動き回ります。不思議な感覚をお楽しみ下さい。


設定画面
画面のプロパティ[スクリーンセーバー]タブ画面で、[設定]ボタンをクリックすると、表示文字列の設定を行う事が出来ます。

画面

 設定画面では、以下の設定を行う事が出来ます。
  • 文字のサイズ (1〜255)
    半角1文字辺りの縦ドットサイズ指定です。
  • 文字の色
  • 文字列の書式(半角文字換算で35文字まで)
    書式については、下の表を参考
  • 周期 (1〜99)
    伸縮および回転の遅さを設定します。値が大きいほどゆっくり動きます。
  • 残像度 (0〜99)
    残像表示の度合いを設定します。値が大きいほど残像が強くなります。
  • ウェイト (1〜999)
    全体のウェイトを設定します。値が大きいほど全体的に遅くなります。
 設定された書式の実際の表示は、画面右下に縮小表示されます。
 なお、残像度とウェイトは共通の設定となります。

 文字列の書式ですが「%」およびその後に続く2文字の組合せが下表の書式に一致する場合は、現在日時の情報を元に変換された値となります。赤文字は、日時が「2004/02/29 23:59:59.990」の場合の表示例を表しています。

種類数字前ゼロ漢数字1漢数字2
年(4桁)%YY2004--%kY二千四%KY二〇〇四
年(2桁)%yy4%0y04%ky%Ky〇四
平成年%GG16--%kG十六%KG一六
%MM2%0M02%kM%KM〇二
週数%NN5--%kD--
%DD29%0D29%kD二十九%KD二九
時(24h)%hh23%0h23%kh二十三%Kh二三
時(12h)%HH11%0H11%kH十一%KH一一
%mm59%0m59%km五十九%Km五九
%ss59%0s59%ks五十九%Ks五九
1/100秒--%0S99--%KS九九

説明書式表示例説明書式表示例
干支(漢字)%EE甲申干支(かな)%hEきのえさる
十二支(漢字)%ee十二支(かな)%heさる
和風月名%WM如月---
曜日(英語)%wwSun曜日(漢字)%WW
am/pm%appmAM/PM%APPM
午前/午後 %go午後---


 [書式ヘルプ]ボタンで、サポートする書式の一覧を表示/非表示します。

 [No.1],[No.2],[NO.3]ボタンで、No.1〜No.3 の文字列の設定表示を切り換えます。
 選択した番号に対応した文字列を編集することが出来ます。

 設定が完了したら、[完了]ボタンをクリックして下さい。設定された内容が反映されます。
 [キャンセル]ボタンをクリックすると、設定内容の変更を行わずに終了します。

ダウンロード

履歴
V1.6 (2009/04/06)
  • Vistaでスクリーンセーバ設定時にエラーが出た件の修正
  • TokiScr.scrの右クリックメニュー[構成]で設定画面が出ない件の修正
  • このバージョンから、HSP3.1でコンパイル(V1.5までは3.1β)
V1.5 (2006/03/11)
  • 書式の入力時に表示例が変わらないバグを修正
  • キー入力でプレビュー表示の文字位置のリセットを無くす
  • 書式の大量追加(13種類→48種類)
  • 書式ヘルプ機能を追加
  • ウェイト設定を追加
V1.4 (2006/02/26)
  • 残像処理に対応
  • 設定画面の変更(別ファイルにする)
  • HSP 3.0β1 で作成
V1.3 (2005/11/05)
  • V1.2 を元にスクリーンセーバー化

以下、余談
  • 今回 HSPで初めてスクリーンセーバーを作ってみました。やっぱり、このプログラムはフルスクリーンでこそ意味があるなと再認識しました。意外と簡単にスクリーンセーバー化ができるんですね。実際にスクリーンセーバーの縮小画面ができた時はちょっと感動でした。

  • Win98で(のみ?)スクリーンセーバーがなぜか次々と実行される現象が起きて苦戦していたのですが、重複起動防止の処理で応急処置してます。

  • いつかはちゃんと作ろうと思いつつのびのびになっていた設定画面がようやく形になりました。
    HSP3の現状の制限で、waitやawaitを使うと 設定画面であってもマウスカーソルを移動させただけでも終了してしまうので、考えた末 設定画面のみ別ファイルで作成しました。

  • やり方が今一つ分からなかった残像処理ですが、半透明で全画面に黒を重ねる事でできそうだと分かり実装してみました。ちょっと処理が重くなったのですが、見栄えは断然良くなったと思います。

  • V1.5でバグ取りついでに漢数字でも入れようかと軽い気持ちで書式を追加したのですが、どういう訳か書式が増えに増えてしまいました。
    自分でも書式の種類を覚えきれずに、書式ヘルプの追加を行ったりして、結構時間がかかりました。

  • V1.3時点ではWin2000, WinXP でも動作確認されてますが、例によって、Win98以外では動作未確認です(^_^;)。他のOSでの動作状況を教えてもらえると幸いです。

  • なんとV1.5が、Vistaのスクリーンセーバ設定画面でエラーになるとの事で、プレビュー画面(小窓画面)と閉じるのをONEXITで検知してENDするよう変更しました。これでVistaもOK?


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