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動作モード MODE:5(N60m-BASIC) FILES:0, PAGES:3
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P6ギャラリー

画面 更新日:2006/04/29
作成日:2004/06/09

 このプログラムは、N60m-BASICのキャラクタを使用したキャラクタエディタです。

 最低限 編集に必要な機能ではありますが、全てのセミグラフィックキャラクタの描画,文字色/背景色の変更,2種類のパレット等 サポートしています。

V1.04:地味にスピードアップ

使用方法
 プログラムを実行すると、マシン語の読みこみ後に初期画面が表示されます。
いきなり真っ暗な画面でカーソルのみといった、極めてシンプルな画面ですが、この状態になったら編集可能となります。

 この画面上では、以下の操作を行う事が出来ます。
  • [F1]:カーソル位置の色を変更後コピーします。
  • [F2]:カーソル位置のキャラクタを変更後コピーします。
  • [F3]:カーソル位置のキャラクタをコピーします。
  • [F4]:画面のセーブ/ロードを行います。
  • SHIFT+[F3]:指定した範囲を別の場所にコピーします。
  • スペースキー:コピーされたキャラクタを連続描画します。
  • [PAGE]:描画モードを変更します。
  • 一般文字:カーソル位置に入力キャラクタを描画し、カーソルを右に移動させます。
  • カーソルキー:カーソルを上下左右に移動させます。
 それぞれのモードの細かい操作は以下に説明します。

[F1]:色変更

画面
 カーソル位置の色を変更します。このモードでは、以下の操作を行う事が出来ます。
  • カーソルキー左右:文字色を変更します。
  • カーソルキー上下:文字の背景色を変更します。
  • [PAGE]:パレットの変更を行います。
  • スペースキー:色の変更を決定し、さらにコピーします。
  • [Q]:色の変更をキャンセルします。

[F2]:キャラクタ変更

画面
 カーソル位置のキャラクタを変更します。このモードでは、以下の操作を行う事が出来ます。
  • カーソルキー左右:キャラクタ番号を1ずつ変更します。
  • カーソルキー上下:キャラクタ番号を16ずつ変更します。
  • スペースキー:キャラクタの変更を決定し、さらにコピーします。
  • [Q]:キャラクタの変更をキャンセルします。

[F3]:コピー

画面
 カーソル位置のキャラクタおよび色をコピーします。

 コピーされたキャラクタは、スペースキーによる連続描画や 入力文字描画で使用されます。

[F4]:セーブ/ロード

画面
 画面のイメージをディスク,テープにセーブ、またはディスク,テープの画面イメージファイルを画面上にロードします。

  • [1]:ディスクへの画面のセーブ(ディスクありの場合)
    選択すると、セーブ待ちになります。この間にディスクをセットし、[RETURN]を押してください。「pic」という名前でディスクに上書き保存しますので、保存前には十分注意して下さい

  • [2]:ディスクからの画面のロード(ディスクありの場合)
    選択すると、ロード待ちになります。この間にディスクをセットし、[RETURN]を押してください。「pic」という名前のファイルをディスクから読みこみ画面に表示します。

  • [3]:テープへの画面のセーブ
    選択すると、セーブ待ちになります。この間にテープをセットし、[RETURN]を押してください。

  • [4]:テープからの画面のロード
    選択すると、ロード待ちになります。この間にテープをセットし、[RETURN]を押してください。

    いずれの場合も、[Q]キーを押すとセーブ/ロードの操作をキャンセルします。

  • その他のキー:セーブ/ロードの操作をキャンセルします。

SHIFT+[F3]:範囲コピー

 選択された範囲のキャラクタを別の場所にコピーします。

 範囲コピーは、以下の操作で行います。
  • コピー元の範囲の左端にカーソルを移動させて、SHIFT+[F3}を実行する
  • コピー元の右端にカーソルを移動させてスペースキーを押す
    (選択中の範囲は反転表示されます)
  • カーソルキーでコピー先まで移動させてスペースキーを押す

 操作中に[Q]キーを押すと、コピーの操作をキャンセルします。


スペースキー:連続描画
 コピーした色やキャラクタを、カーソル位置に描画します。スペースキーを押している間カーソルキーでカーソルを移動させる事で、連続描画を行う事が出来ます。

 なお、この時の描画方法は、描画モード(後述)によって変わります。
  • キャラクタ+色:コピーしたキャラクタと色をそのまま描画します。
  • 色のみ:カーソル位置の文字はそのままに、コピーした色のみ変更します。
  • キャラクタのみ:カーソル位置の色はそのままに、コピーしたキャラクタのみコピーします。
 それぞれの描画モードで、赤背景の黄色い「★」を連続描画すると、下図のように描かれます。

画面

[PAGE]:描画モード変更

画面
 キーを押す毎に、描画モードを順番に切り替えます。
  • キャラクタ+色
  • 色のみ
  • キャラクタのみ
 この描画モードは、連続描画(前述)および文字入力(後述)に影響します。

一般文字:入力文字描画
 入力した文字をカーソル位置にそのまま描画し、カーソルを右に移動します。ただし、[TAB]や[RETURN]等の制御文字やファンクションキー,スペースキーを除きます。

 なお、この時の描画方法は、描画モード(前述)によって変わります。
  • キャラクタ+色:コピーされた色で、入力文字を描画します。
  • 色のみ:コピーされた色で、入力文字を描画します。
  • キャラクタのみ色の変更なしに、入力文字列を描画します。

ダウンロード

履歴
V1.04 (2006/04/29)
  • カーソル移動,連続描画,範囲コピーを約1.4〜1.5倍にスピードアップ
  • その他も少しスピードアップ
V1.03 (2005/04/03)
  • V1.02でグラフィックキャラ(罫線等)が直接入力できなくなった点の修正
  • (Win98で)PC6001VW使用時の操作性を少し改善
  • マシン語読みこみの高速化(マシン語が増えたので結局時間は変わりませんが)
V1.02 (2005/03/21)
  • 範囲コピーの機能を追加
  • カーソルの動きを文字入力を少し改善
  • 起動時間を少し短縮
V1.01 (2004/06/20)
  • テープの入出力に対応
V1.00 (2004/04/28)
  • 公開バージョン

以下、余談
  • このプログラムの初めのバージョンでは、オールBASICでした。
    これまでのTOP絵は少し前のバージョンを使っていたのですが、メニュー等の情報が常時表示されている状態だったので、上手く(?)ごまかしたり(No.1〜3) 最後にPOKE文で修正したり(No.4〜5)してました。

  • 0000H〜8000番地は画面用の領域なのですが、この領域をマシン語で直接参照しようとすると画面のデータではなくBASIC領域を見に行くんですね。初めて知りました。
    PAGES:3にしているのは、この領域を避けようとした苦肉の策です(^_^;)。

  • テープ用のデータは、画面データを強引に配列変数の領域にコピーして、CSAVE*,CLOAD* でテープへの入出力を行っています。
    この方式は、実は既に「P6ギャラリー(Tape版)」で使用しています。このため、「P6ギャラリー」の各画像ファイル(*.p6)をこのエディタに読みこむことが出来ます。

  • 長らく付けようと思いつつ、なかなか実現できなかった範囲コピーがようやく完成しました。これで編集が少し楽になるかもしれません。

  • やば。V1.02の文字入力でグラフィックキャラが入力できなくなってる。という事で、慌てて直しました...。

  • V1.04では、BASICのチューニングでどこまで速くなるか試してみました。これで、ようやくエミュの速さを変えなくても耐えられる程度になったかと思います。

  • 指定キャラで指定範囲を埋めるフィル機能も入れようかと思いましたが、プログラムの起動がまた遅くなるので今回は見送りました。これはまた次の機会にて。


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