PC-6001/mkII emulator "iP6 for Windows" support page.

■ 更新情報

■ download

■ BASIC/CG ROMの準備について

エミュレータを動作させるためには実機から各種ROMをWindowsのファイルとして吸い上げる必要があります。 ROMイメージを吸い上げる手順をまとめてあります。

更に詳しい手順を知りたい方は、Hashiさんのサイトにある BIOS吸出し手順を参照してください。

■ テープイメージの作成について

カセットテープに保存されている市販ソフトや自作ソフトをテープイメージデータに変換するには、 森川さん作のP6DatRecというツールを使用します。

■ FAQ

ハイドライドのテープイメージが作れない

WAVファイルをP6DatRecでテープイメージにコンバートしたファイルをエミュレータで読み込ませても起動しません。これはコンバートしたファイルのBASIC部分と、 それに続くマシン語部分の間に余計なデータが含まれてしまうためです。解決方法は、

  1. テープイメージファイルを作成する
  2. エミュレータを起動してテープイメージをセットしてからBASICをMODE5 PAGE3で起動してテープをcloadする
  3. cloadが終わりOKが表示された時にエミュレータのウィンドウタイトルバーに表示されているcnt.の値を覚えておく
  4. エミュレータを終了する
  5. バイナリファイルエディタでテープイメージファイルを開く
  6. 先ほどのcnt.値の位置にあるデータを"削除"する(備考:削除した次のバイトデータが7Bhであれば位置的にはOK)

もっと簡単な方法としては、BASIC部分とマシン語部分を別のWAVファイルとして録音してからテープイメージにコンバートし、 エミュレータではロード時にテープイメージを交換するようにするという方法でも読み込みできます。

BASICとマシン語に分かれているソフトでマシン語部分がロードできない

現象は上記のハイドライドの例と似ていますが、まったく逆の原因でロードできない場合があります。テープイメージでは、BASIC部分とマシン語部分が連続した状態になっていますが、 実際のテープでは無音部分があり、この無音部分をテープイメージ上に含ませないとエミュレータでロードできないソフトがあります。ですので、BASIC部分とマシン語部分に00Hをいくつか 挿入すると読み込める場合があります。また、マシン語部分が分割してあるようなソフトでも同様の現象が起きますので、テープの録音状態と同じように無音部分に該当する00Hを挿入すると エミュレータでも読み込めるようになります。その応用例が次の「T&E Softのゲームが起動しない」です。

T&E Softのゲームが起動しない

3Dアステロイドを例にすると

0000: 9C 9C 9C 9C 9C 9C AF AF AF AF AF 00 B4 00 0B 33
0010: 44 9C 9C 9C 9C 9C 9C AF 32 ...

0000: 9C 9C 9C 9C 9C 9C AF AF AF AF AF 00 B4 00 0B 33
0010: 44
00 00 00 00 00 00 00 9C 9C 9C 9C 9C 9C AF 32

このようにP6DatRecで変換したテープイメージののファイルネーム部分の終わりから0017まで00を追加して、実際のプログラムが001Eから始まるようにすることで動くようです。 これにより、3Dアステロイド,タワーパニック,マリンシューター,LED ZONE,SPY PANIC,チャコのファイヤーショック等が起動するようになります。

ドアドアmkIIでロード中の画面すら出ない

エミュレータには関連のないFAQですが、一部のゲームソフトではSRで動作しないようです。はっきりした事は不明ですが、PC-6001mkIISR/6601SRに対応したドアドアmkIIがあるそうです。

misc.

iP6 For Win開発日記

初代機仕様(一部)

ハードウェア周りの調査