PC6001NOTE No.4 - ワタメン

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同人誌投稿プログラムの余談

ワタメン (PC6000NOTE No.4)
◆ストーリー◆

 変わり者のラーメン屋の主人が、よせば良いのにタンメン(湯麺)、タンタンメン(担々麺)、ワンタンメン(雲呑麺)の組み合わせメニューを始めた。
 かくして、多少混乱しながらも客の注文に淡々と応えるのだった。


◆ゲームの説明◆

 画面下に出る注文と同じメニューを作成して下さい。

画像

 カーソルキーの左で「タンメン」、下で「タンタンメン」、右で「ワンタンメン」を作成します。組み合わせメニューの場合は、該当するメンに対応するカーソルキーを全て押してください。
 例えば、「ワンタンタンメン」なら「ワンタンメン」と「タンメン」を押します。

 注文通りに20品作成したら、かかった時間を表示しゲームオーバーとなります。

 なお、注文と異なるものを通った場合はペナルティの時間が追加されます。
 できるだけ速く間違えずに注文をこなして下さい。


◆プログラムについて◆

 今回は、3種類のラーメンの組み合わせという事で、2進数3ビットの論理式判定を行っています。ただ、最終的に出来上がった判定式は、短い割に難解なものになってしまいました。

 論理式では、以下の処理と判定を行っています。

  • 3種類のラーメンを論理和合成(E=EORF部分)
  • 注文の組み合わせにないラーメンを1つでも作るとアウト(D=7-C、IFEANDD部分)
  • 1回の注文で2回同じラーメンを作るとアウト(G=EANDF部分)
 ...といっても、リストと見比べないとさっぱりですね(^_^;)。

 乱数の初期化「RND(-TIME)」が不自然な位置にありますが、これは文字数削減のためです。「… :A=RND(-TIME) …」とすると「:A=」の3文字がもったいないので、0以上1未満の何が入っても良い部分に紛れ込ませてます。
 とはいえ、最終的にはそこまでして文字数削減しなくても良かったのですが。


◆リスト◆

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◆その他余談◆

 見ての通り、ネタが主体のゲームです。

 きっかけは、ある日に入った中華料理屋でした。
 ワンタンメンとタンタンメンを聞き間違える店員と客とのやり取りを聞きながら、
ああ似てるよね…あと、タンメンも名前的に紛らわしいよな…タンタンメンにワンタンをのせたら、やっぱりワンタンタンタンメンなのかな?…これだ!
みたいな感じでアイディアが固まっていったと思います。

 ゲームを作り終わって文章を書く段階で、タンメン,タンタンメン,ワンタンメンの「タン」が全部違う漢字だと初めて気づきました。という事で、韻を踏んで(?)もう一つの「タン」をストーリーに紛れ込てます。



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