重なって表示されているアルファベットを当てるゲームです。

　制限時間内に、この重なっているアルファベットを全て入力してください。アルファベットは、大文字，小文字を区別しますのでご注意下さい。

　重なっている全てのアルファベットを当てると、残り時間に応じて得点が入り、次の面に移ります。面が進むごとに重なる文字数も増えて行きます。

　なお、間違えた文字を入力すると、ペナルティで少し制限時間が短くなります。アルファベットを全て当てきらないうちに制限時間が来るとゲームオーバーです。

　ゲームオーバー時点で重なっていた文字およびスコアはグラフィック画面に表示しているので、ゲームオーバー後[PAGE]キーを押して確認して下さい。

　ゲーム中に表示する文字ですが、全く同じ文字が複数表示されないように、あらかじめ配列変数に大小文字のアルファベットを格納しています。

　これを、ゲームごとに表示文字数分だけ乱数で配列内の文字入れ替えを行っています。こうしたシャッフル処理は、ポーカーなどのカードゲームでよくやっている手法と同じものです。

　ゲーム中の文字重ね表示と、ゲームオーバー時の文字列挙表示は、同じ処理を使い回しています。
　ゲーム中は1文字表示ごとにカーソルを1文字分左に戻す制御文字(Z$=CHR$(29))を合わせて出力しています。ゲームオーバー時にはZ$=""に変更しているため、文字の重ねあわせにならず列挙表示となります。

　あと残り時間表示ですが、Y座標を表す文字数を最小の1文字にするため、画面上に配置しています。

　グラフィック画面での文字の重ね合わせ自身は、ゲームのキャラクタ表示でよく使われていた手法ですが、重ね合わせる事に意味があるゲームはなかったような気がします。私が知らないだけかもしれませんが…。

　文字を重ね合わせる過程を見せるようにしているので、重ね合わせる文字数が多くなっても多少なりともヒントになる…かな？