PC6001 NOTE No.2 - 後出し

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同人誌投稿プログラムの余談

後出し (PC6000NOTE No.2)
◆ゲームの説明◆

 じゃんけんをモチーフにしたゲームです。

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 画面下からせまって来るじゃんけんのマークと「かて」「まけろ」「あいこ」の条件にあったじゃんけんの手を出して撃退して下さい。

 例えば「チョキ」の手に「かて」と書かれていたらグーを出すと撃退することができます。
 [←]でグー,[↑]か[↓]でチョキ,[→]でパーが出ます。また次にスクロールするまでの間なら何度でも手の出し直しが効きます。

 撃退するごとに1点入り、徐々にじゃんけんのテンポが速くなっていきます。ただし、一度でも撃退に失敗したら即ゲームオーバーです。

 貴方はどこまで耐える事が出来るか?


◆プログラムについて◆

 本作では、じゃんけんのグラフィックを如何にプログラム中にもぐりこませるかに苦労しました。

 手のグラフィックは5x4キャラクタの大きさがありますが、そのまま3種類作るとリストが画面内に入らないので、上半分と中央,下部分の3つのパーツに分けています。それでも、5文字分のデータが(2×3)+1+3で合計10種類必要なので、言うほど削減できてないですが。

 N60-BASICでは行番号あたり71文字(2行+7文字)まで書けるので、普通は2行にすると一番格納効率が良いのです。が、罫線等の一部グラフィック文字は1文字が2文字分にカウントされてしまうため、2行いっぱいまでリストを書き込めない罠が…。

 このため、泣く泣く1行ごとにデータ行を分けています。余分なダブルコーテーションを省いてもデータが1行に4種類しか入らないので、残りの2種類は別の行に紛れ込ませてます。


◆リスト◆

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◆その他余談◆

 本作は、もともと一画面プログラムらしからぬデカキャラ(?)を表示する目的で作成しました。ゲームとしては、じゃんけんの出し直しができる分、ちょっと易しかったかもしれません。

 色々な都合で、グーチョキパーの指の数が4本になってますが、気にしないように(^^;)。



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